【モミール】9モミは必要か？
2013年8月12日 TCG全般 コメント (4)DE3回で10－2と概ね良好な成績を残していますが、
プレイしながら毎回悩んでいたこの部分。
概ねモミールで各プレイヤーアクションで特徴的なのは初動をどこにするかと
特に後手において9モミに伸ばすことを意識するか否かということ。
初手アクションはひとまず置いておくとして今回は9モミの是非について考察。
【9モミの特徴、先入観】
よく言われるのが、
・致命的なデメリットを持つクリーチャーが
居ないので盤面有利なら9モミで安定させる
・飛行クリーチャーが多いので飛行で殴られてるときに
起動するとよい
ということだということで、起動タイミングとしては
・８モミまでで圧倒的有利な場合に土地置いて起動せず
か
・軽量飛行軍団を相手にした場合に、飛行確度の高いと思われる
９マナまで伸ばして起動し続けるか
といったところが想定される。
【本当にそうなのか？】
以下、９モミ３０種のクリーチャーを特徴別に羅列する。
個人的に出てほしいものには★つき。
おおむね半分の確率で飛行が出る。（13/30）
が、こうやって見てみると致命的ではないにしろハズレがかなり多い。
相手にもそれなりなサイズの飛行が居て膠着している場合は、
それこそ★付きクラスのクリーチャーでもない限り微妙というのがわかる。
飛行がどうしても欲しいとき、盤面が有利な場合は、その維持を兼ねるという
役割は期待できそうだが逆転の目が欲しいときにはまず起動してはいけないだろう。
（特に除去系のカードが殆どないのがマイナス）
対比は８マナだが、104枚中でうれしいカードだけ抜粋すると以下の通り。
・8マナ域飛行は30/104（生存不安定なエルダードラゴンを入れると35）
・場を制する可能性のあるカードの割合は29/104
・1/104で負けクラスのカード
・飛行とその他強カードを合わせると60/104
見ての通り、強力で場を一気に有利にするカードがかなり多い。
３モミに1回はほぼ勝ちクラスのカードを引いてこれるのが特徴で、
除去や擬似除去が14/104とほぼ1/10なのも高め。
【結論】
8モミは過半数が飛行もしくは場に良影響を及ぼすカードなんですよね。思ったより高い。
そのため、9モミは飛行の割合が若干高いのと、超ハズレが無いのだけが利点ということになってしまいます。
まとめると、
・よほど勝っているときかニッチな時にしか起動しない
（何らかの要因でマナが伸びても8モミ起動のほうが有利にもっていきやすい）
というのが良策かと。
その辺を加味して今は大体以下の感じのポリシーでやってます。
・先手の場合は2モミ起動、3を飛ばして他全起動
・後手の場合は2モミから全起動
ただし相手が1モミラーの場合は全マナ域同様に起動することも考慮
プレイしながら毎回悩んでいたこの部分。
概ねモミールで各プレイヤーアクションで特徴的なのは初動をどこにするかと
特に後手において9モミに伸ばすことを意識するか否かということ。
初手アクションはひとまず置いておくとして今回は9モミの是非について考察。
【9モミの特徴、先入観】
よく言われるのが、
・致命的なデメリットを持つクリーチャーが
居ないので盤面有利なら9モミで安定させる
・飛行クリーチャーが多いので飛行で殴られてるときに
起動するとよい
ということだということで、起動タイミングとしては
・８モミまでで圧倒的有利な場合に土地置いて起動せず
か
・軽量飛行軍団を相手にした場合に、飛行確度の高いと思われる
９マナまで伸ばして起動し続けるか
といったところが想定される。
【本当にそうなのか？】
以下、９モミ３０種のクリーチャーを特徴別に羅列する。
個人的に出てほしいものには★つき。
＜飛行＞
★真紅のヘルカイト/Crimson Hellkite 6/6 除去付き
★魅力的な執政官/Blazing Archon 5/6 強力な攻撃制限
★死の門の悪魔/Demon of Death’s Gate 9/9 トランプル
エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria 7/7
語られざるもの、忌話図/The Unspeakable 6/7 飛行トランプル
夜のスピリット/Spirit of the Night 6/6 トランプル速攻プロテクション黒
炎のドラゴン/Fire Dragon 6/6 CIPで山分ダメージ
ティーカのドラゴン/Teeka’s Dragon 5/5 トランプルランページ
炉のドラゴン/Furnace Dragon 5/5
黎明をもたらす者レイヤ/Reya Dawnbringer 4/6
虚無石のガーゴイル/Nullstone Gargoyle 4/5
金属鱗のドレイク/Chromescale Drake 3/4
＜飛行以外で有用＞
★青の夜明けの運び手/Bringer of the Blue Dawn ２ドロー追加。膠着化で上を目指せる。
★赤の夜明けの運び手/Bringer of the Red Dawn 膠着化で戦力を消耗させることが可能
緑の夜明けの運び手/Bringer of the Green Dawn 地味だがライフを詰めていれば最後の一押しに
奈落の君、苦弄/Kuro, Pitlord 9/9 維持にBBBB必要 強力な除去能力
墨溜まりのリバイアサン/Inkwell Leviathan 7/11 島渡りトランプル
コジレックの職工/Artisan of Kozilek 10/9 滅殺2
＜ゴミ＞
エムラクールの手/Hand of Emrakul 7/7 滅殺1
サルディアの巨像/Colossus of Sardia
深海の怪物/Thing from the Deep
クローサの巨像/Krosan Colossus
黄道の龍/Zodiac Dragon
生網明神/Myojin of Life’s Web
ゴロゾス/Grozoth
樹海の胴/Body of Jukai
黒の夜明けの運び手/Bringer of the Black Dawn
白の夜明けの運び手/Bringer of the White Dawn
太陽を破壊するもの/Suncrusher
リバイアサン/Leviathan
おおむね半分の確率で飛行が出る。（13/30）
が、こうやって見てみると致命的ではないにしろハズレがかなり多い。
相手にもそれなりなサイズの飛行が居て膠着している場合は、
それこそ★付きクラスのクリーチャーでもない限り微妙というのがわかる。
飛行がどうしても欲しいとき、盤面が有利な場合は、その維持を兼ねるという
役割は期待できそうだが逆転の目が欲しいときにはまず起動してはいけないだろう。
（特に除去系のカードが殆どないのがマイナス）
対比は８マナだが、104枚中でうれしいカードだけ抜粋すると以下の通り。
＜飛行＞
★空護りの掃討者/Hoverguard Sweepers 2体除去つき大型飛行。８マナ圏最強クラス
★希望の天使アヴァシン/Avacyn, Angel of Hope
★憤怒の天使アクローマ/Akroma, Angel of Fury
★怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath
★鋼の風のスフィンクス/Sphinx of the Steel Wind
★グリセルブランド/Griselbrand
★ボロスの大天使、ラジア/Razia, Boros Archangel
★むさぼり喰うストロサス/Devouring Strossus デメリットもあるが強い
★ヘルカイトの首領/Hellkite Overlord
★スフィンクスの君主/Sphinx Sovereign
★浄火の大天使/Empyrial Archangel
★黒死病の悪魔/Pestilence Demon
★ウトヴァラのヘルカイト/Utvara Hellkite
★カー峠の災い魔/Scourge of Kher Ridges
★銀の熾天使/Silver Seraph ８モミだとほぼ能力確定
奈落のしもべ/Liege of the Pit
硫黄のドラゴン/Brimstone Dragon
吸血ドラゴン/Vampiric Dragon 除去
憤怒の化身/Avatar of Fury
ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite 除去
強奪する悪魔/Reiver Demon
希望の化身/Avatar of Hope
意志の化身/Avatar of Will
大渦のジン/Maelstrom Djinn
Baron Sengir
潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant
墓忍び/Tombstalker
救済の天使/Angel of Salvation
金線の天使/Filigree Angel
クムラックス/Qumulox
エルダードラゴン5体
＜その他強カード＞
★孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth あなたはこのゲームに勝利するって書いてある
★潮汐を作るもの、ロートス/Lorthos, the Tidemaker 次のターンに同上と書いてある
★海溝喰らい/Trench Gorger ほぼ同上
★悲哀の化身/Avatar of Woe 超除去
★生きている業火/Living Inferno 除去
★嵐潮のリバイアサン/Stormtide Leviathan 何気に書いてあることがヤバい
★白金の帝像/Platinum Emperion 負け辛くなるカード
★天界の魔力/Celestial Force 膠着時に凶悪
★マグマの力/Magmatic Force 同上
★巨術士/Gigantomancer 消耗戦になってると微妙な場合もあるが
★神祖/Godsire
★隔離するタイタン/Sundering Titan おおむね有利になるが自爆することも
★高潮のクラーケン/Tidal Kraken
★飢餓の声、ヴォリンクレックス/Vorinclex, Voice of Hunger 次からエムラくじ
ケデレクトのリバイアサン/Kederekt Leviathan 不利なときには使える
土喰い巨獣/Petradon 強いんだけど地味
殺戮の化身/Avatar of Slaughter 戦闘後モミで勝てることも
水底のビヒモス/Benthic Behemoth 島がうっかり出ていれば
沸血の巨像/Bloodfire Colossus 撃って有利な状況があったり無かったり
怒れる腹音鳴らし/Borborygmos Enraged 3点で解決できることもないこともない
血なまぐさい法務官/Sanguine Praetor 間に合わないこともあるがまあ強め
鉄のゴーレム、ボッシュ/Bosh, Iron Golem 本体火力枠
石の死の姉妹/Sisters of Stone Death 擬似除去
巨体の蜘蛛/Goliath Spider 到達は結構役に立つことも多い
森滅ぼしの最長老/Woodfall Primus 地味だがランデス
＜超ハズレ枠＞
認識を食うもの/Cognivore 出ない
軽蔑する利己主義者/Scornful Egotist 出てるけど出てないようなもん
アクロンの軍団兵 攻撃制限はあるものの、即負けではない
深海の生息者/Denizen of the Deep あ、負けました
・8マナ域飛行は30/104（生存不安定なエルダードラゴンを入れると35）
・場を制する可能性のあるカードの割合は29/104
・1/104で負けクラスのカード
・飛行とその他強カードを合わせると60/104
見ての通り、強力で場を一気に有利にするカードがかなり多い。
３モミに1回はほぼ勝ちクラスのカードを引いてこれるのが特徴で、
除去や擬似除去が14/104とほぼ1/10なのも高め。
【結論】
8モミは過半数が飛行もしくは場に良影響を及ぼすカードなんですよね。思ったより高い。
そのため、9モミは飛行の割合が若干高いのと、超ハズレが無いのだけが利点ということになってしまいます。
まとめると、
・よほど勝っているときかニッチな時にしか起動しない
（何らかの要因でマナが伸びても8モミ起動のほうが有利にもっていきやすい）
というのが良策かと。
その辺を加味して今は大体以下の感じのポリシーでやってます。
・先手の場合は2モミ起動、3を飛ばして他全起動
・後手の場合は2モミから全起動
ただし相手が1モミラーの場合は全マナ域同様に起動することも考慮
コメント
ありがとうございます！
昨日は圧倒有利な時にケデレクトもんでしまい、
逆転負けしてしまいました
そんな時は9モミが良さそうですね
セットが増え、優秀な8マナ域が増えた最近は、やっぱり違うと思います
確率以上に出る気がするケデレクト・・・DEで4戦やると必ず一回は見ます。
手なりにプレイしちゃうと問題が出るマナ域があったり、基本は運ゲーにしろ、
コンバットやモミ判断で勝ったかなと思えるゲームが時折あるのが面白くて好きです。
>drafterさん
成る程、9マナ押しの記事をいくつか見ましたが確かに結構古いものでした。
８マナ★着きのラインナップを見ていると大抵アラーラ辺りから急増している感じで。